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皆さんこんにちは!
岐阜県岐阜市を中心に東海3県にてとび工事・プレキャスト工法を含む橋梁工事一式を行っている
株式会社山建工業、更新担当の富山です。
目次
今回は、橋梁の架設に用いられる「送り出し工法」についてご紹介します😊
送り出し工法とは、橋台の後方などに設けた作業場所で橋桁を組み立て、専用の設備を使って橋脚側へ少しずつ移動させる工法です。
橋桁を空中へ大きく吊り上げるのではなく、組み上げた桁を水平方向へ送り出して架設します。
道路や鉄道、河川の上など、橋の下へ大型クレーンを設置しにくい場所でも採用を検討できる技術です🏗️
橋梁工事では、現場の周辺環境によって使用できる機械や作業方法が異なります。
交通量の多い道路や鉄道の上では、下側へ足場や大型機械を長期間設置することが難しい場合があります。深い谷や河川でも、橋の下から施工する方法が適さないことがあります。
そのような現場で活用されるのが送り出し工法です✨
橋桁を橋台の後方から送り出すことで、橋の下側で行う作業を抑えられるという特徴があります。
ただし、橋台の後ろに橋桁を組み立てるためのスペースが必要です。橋の形状や重量、周辺地形などを確認し、工法の適用を慎重に判断します🔍
まずは、橋台後方などに設けた作業ヤードで、橋桁の部材を組み立てます。
部材を搬入し、クレーンなどを使用して所定の位置へ配置します🚚
図面と測量結果を確認しながら、橋桁の中心や高さ、部材同士の位置を正確に合わせます。
その後、高力ボルトや溶接などによって部材を接合し、送り出せる長さまで組み立てます🔩
地上に近い場所で作業できるため、足場を整えやすく、品質確認もしやすいという利点があります。
ただし、完成後の橋と同じ精度が求められるため、組立ての段階から細かな寸法管理が欠かせません。
送り出し工法では、橋桁の先端に「手延べ機」と呼ばれる軽量な仮設構造物を取り付ける場合があります。
橋桁を前方へ送り出す途中では、先端が次の橋脚へ届くまで、支えのない状態になります。
その際の負担を軽減し、次の橋脚へ到達しやすくする役割を持つのが手延べ機です🔧
橋桁の長さや重量、橋脚間の距離などに合わせて計画されます。
手延べ機も橋桁と同様に大きな力を受けるため、接合状態を十分に確認してから送り出し作業へ進みます。
橋桁の組立てと準備が整ったら、専用のジャッキや台車、ローラーなどを使用して、桁を前方へ移動させます。
一度に大きく動かすのではなく、橋桁の位置や各設備の状態を確認しながら、少しずつ送り出します➡️
大きな橋桁全体が動くため、複数の場所で状態を監視しなければなりません。
操作担当者、測量担当者、橋脚上の作業員などが無線や合図を使い、移動量や停止のタイミングを共有します🤝
異常が確認された場合はすぐに作業を止め、原因と設備の状態を確認します。
橋桁を送り出す途中は、完成後とは異なる力が部材へ加わります。
先端部分が支えのない位置へ出ると、橋桁には大きな負担がかかります。そのため、送り出し中の状態を事前に検討し、必要な補強や仮設設備を計画します📋
送り出す速度や方向に差が生じると、橋桁が計画した位置からずれる可能性があります。
各支点に加わる力や桁のたわみ、中心位置などを確認し、設計された範囲で作業を進めます。
見た目にはゆっくりとした動きですが、重量のある構造物を正確に制御する、高度な技術が必要な工程です😊
橋桁の先端が次の橋脚へ到達したら、受け側の設備へ安全に載せます。
そのまま送り出しを続け、計画された位置まで橋桁を移動させます。
所定の位置へ到達したあとは、橋桁の中心や高さを測量し、必要な調整を行います📏
架設時に使用した仮設設備や手延べ機を撤去し、橋桁を本来の支承位置へ据え付けます。
その後、固定や接合部分を確認し、次の床版工事などへつなげます。
橋桁が反対側へ届いただけでは完了ではありません。最終的な位置調整と検査まで確実に行うことが大切です✅
送り出し工法は、橋の下側での作業を抑えやすい一方、道路や鉄道の上を桁が通過するときには厳しい安全管理が必要です。
関係機関と調整し、必要な通行規制や列車運行への対応を計画します。
限られた時間内で作業する場合は、送り出し量や停止位置、設備の確認時間まで細かく決めます。
万が一に備え、橋桁や仮設設備が安全に保持される状態を整えます⚠️
多くの関係者が同時に動くため、正確な情報共有と時間管理が欠かせません。
送り出し工法でも、風や雨、雷などの天候条件を確認します。
橋桁が完成位置へ収まる前は、仮設設備で支えられた状態になるため、安全に作業できる環境かを慎重に判断します。
強風によって作業員の移動や高所作業に危険が生じる場合は、作業を中止します。
天候の変化を監視し、橋桁や設備の状態を確認しながら、安全を最優先に進めます😊
送り出し工法は、大きな橋桁を少しずつ移動させる、橋梁工事ならではの仕事です。
組立て、ボルト接合、溶接、測量、ジャッキ操作、高所作業など、多くの専門技術が組み合わされています💪
未経験の方は、資材や工具の準備、安全設備の確認、先輩の補助などから始めます。
経験を重ねることで、図面や測量結果を理解し、送り出し作業を支える技術を身につけられます。
巨大な橋桁が計画どおりに動き、橋脚の上へ納まった瞬間には、チーム全員で大きな達成感を味わえます✨
橋梁、鉄骨、鳶、溶接などの経験をお持ちの方も、培った技術を活かして活躍できます。
送り出し工法は、地上で組み立てた橋桁を、専用設備によって橋台から橋脚方向へ移動させる架設方法です🌉
道路、鉄道、河川など、橋の下に大型クレーンを設置しにくい現場で採用を検討できる工法ですが、緻密な計画と高度な安全管理が必要です。
橋桁の組立てから送り出し、位置調整まで、関係者が連携して正確に施工します。
橋梁工事に関するご相談や、送り出し工法に携わりたい求職者の方からのお問い合わせをお待ちしています😊
次回もお楽しみに!
株式会社山建工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
岐阜県岐阜市を中心に東海3県にてとび工事・プレキャスト工法を含む橋梁工事一式を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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